社労士の試験は、科目のクセを掴むまで時間がかかります。

よく社労士試験は「暗記勝負の試験」と言われたりしますが、
この意見もあまり正確ではないと思います。

社労士の試験科目には、暗記だけで乗り切れる科目もあれば、
法令の仕組みなど理解の上で暗記が必要な科目もあります。


たとえば労働基準法や年金法は、
理解が深まればそれだけ点数が上がりますが、
それでも数字の暗記が必要な箇所はたくさんあります。

また、労働安全衛生法のように、労力と得点が結びつきにくい科目もあります。

安全管理者がどうだ、定期健康診断がどうと、
細かい数字と要件を丸暗記して取り組むタイプの科目なんですね。


社労士の試験科目は多岐にわたるので、
ここでは試験科目一つひとつの特長を解説することはしませんが、
ただ次のことだけは覚えておいてほしいと思います。


それは「社労士の試験は、科目のクセを掴むまで時間がかかる」ということ。


そしてそのことは、さすがに市販の参考書には解説されていません。
みなさんの勉強が進むなかで、
「この科目は法の骨子を先に整理しないと覚えられそうにない」とか、
「この科目は暗記が頼みだから直前にまとめてやった方がいい」とか、
勉強が進むなかでだんだんはっきりしてくるその感触が、各科目のクセ(特長)なのですから。


管理人が独学を前向きにはお薦めしない理由のひとつが、ここにもあります。

各科目の特長は、勉強が進むうちに段々わかってきますこと。独学でも必ずそのことは掴めます。


でも通学や通信講座では、科目の特長を、
カリキュラムのスタート時点から講師が繰り返し強調します。

「この科目は満点も狙える。分かりやすい」
「この科目は基本をしっかり押さえることが大事」

そして「この科目は、深追いはしてはダメ」
と、科目内容の細目にわたりアドバイスしてくれるのです。



よく全体把握がしにくいと言われる社労士試験ですが、
通学や通信講座は受講生に遠回りをさせません。

それが「合格への近道」の意味なのです。

近道とは、何か特別に離れ業のルートがあるということではないのです。

学習者があれこれ迷ってしまう、
そのロスをできるだけ取り除くサポートをすることが、合格への近道を提供することです。


社労士試験全8科目には、それぞれにクセ(特長)があります。

それを早く掴んでモヤモヤを解消するには、やはり講師の話を聞くのが一番だという気がします。